2017.06.03 公開
技術は一日にして成らず
鱧の季節到来です。
鱧は皆様ご存知の様に骨の立つ魚です。
美味しく頂くためには技術を要します。
下処理→開き→骨切りと段階ごとにきちんと理解して、包丁を扱えなければ台無しになる魚です。
例えば骨切りですと、鱧の身をザリッザリッと包丁で切り込んでいくのですが、1cmに7〜8回は包丁を入れます。
更には、凡そ1mmも無い厚さの皮の半分程度の厚さまで切り込みます。
これが鱧の美味しさの秘密の一つです。
師匠や先輩方から受け継ぎ、また次へと繋ぐ技術です。