2018.03.02 公開
月替りの短歌・女将編
皆様、こんにちは。
本日、ご紹介致しますのは「月替りの短歌・女将編」です。
女将の弥生は
【穏やかな 春の陽だまり草花の 芽吹く勢い止まらずに】
と詠みました。
春、麗らかな陽射しに包まれて、あちこちに名も知らない草花の芽が音を立てるように顔を出しています。
小さな小さな命ですが、その生きる強さは圧倒されるほどです。
卒業式を迎え、はたまた受験や就職を迎えてと、子供達は人生の岐路に立ちます。
小さな小さな胸に大きな目標と強い決意を持つその眼には、それはそれは凄まじいまでの勢いを感じてなりません。
花を咲かせる子、まだ咲かせずにいる子。
どんな子供達にも精一杯のチカラを発揮できる場を我々大人が作ってあげたいものです。
そして、小さくても美しい花を咲かせてあげたいものです。