2024.11.01 公開
月替りの短歌・霜月・店主編
皆様、こんにちは。
いよいよ11月ですね。
あまりにも時季外れな気温に、実感が湧いてきませんよね。
まぁ、少しだけのんびりと季節が巡っているのでしょう♪
ゆっくりと秋を愉しみましょう♪
(^。^)
さて、本日ご紹介致しますのは
月替りの短歌・霜月・店主編です。
店主の霜月、11月は
【大沢に こぎいづ寒夜 御陵(みささぎ)の 錦衣に綿ぞかぶりて】
と詠みました。
京都嵯峨野の大沢の池周辺には、歴代天皇・皇后の陵墓がいくつも御座います。
その陵墓も月日とともに木々に覆われて、秋ともなれば見事に紅葉いたします。
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寒い寒い夜に大沢の池にて舟遊びをしている。
暗い山々は見ることが出来ない分、美しく紅葉していると想像出来て趣深い。
これほど寒ければ、明日の朝には赤や黄の葉に綿雪がかぶるだろう。
寒い寒い日に冷たい雪がかぶるのに、暖かな「綿」とはこれまた趣深い。
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平安の世の人々が様々な自然の情景に心を寄せ、奥ゆかしく愉しんでいた様子を詠みました。
(o^^o)
霜月、11月も皆様にお会い出来ますことを愉しみにしております♪
٩(^‿^)۶