2018.02.01 公開
月替りの短歌 如月編
皆様、こんにちは。
本日ご紹介致しますのは、「月替りの短歌 如月編」です。
店主の如月は
【寒中の 山岩肌に一木の 老梅に想う 静かなる動】
と詠みました。
寒々しい山里を仕入れに車で移動していますと、ゴツゴツとした冷たい岩肌に細くはありますが、大木の老梅を見掛けます。
車を降りてひと時眺めていますと、細いはずの幹に絶対なる命の力強さを感じるのです。
自然の厳しい環境の中にありながらも蕾を膨らませ、幾年月の春を告げたその美しく逞しい老梅に人生を重ね見ます。
人それぞれに栄枯盛衰はありましょうが、春来るその瞬間を迎えるために歩みましょう。
必ず目を留めてくれる方はいるものです。