2024.01.10 公開
月替りの短歌・令和六年睦月・女将編
皆様、おはようございます。
冷たい雨がシトシトと降る都城市です。
本日は全国的に冷え込む予報となっています。
特に能登半島を中心とした被災された地域の皆様が、暖かくお過ごしになられますようにと願うばかりです。
本日、ご紹介致しますのは
「月替りの短歌・令和六年睦月・女将編」です。
令和六年睦月・一月の女将は
【凍てついた 土を押し上げ霜柱 踏み締める音ぞ 懐かしき】
と詠みました。
寒さ厳しい時節。
早朝、日が昇り始めますと、当店の小さな小さな裏庭にも霜柱が立っています。
キラキラと陽を浴びる姿は、自然の織りなす芸術ですね。
(^^)
女将の生まれ育った地域は、辺りが田畑に囲まれた豊かな地域です。
感性豊かな女将の素地を窺い知ることが出来ます。
今でもその風景のほとんどを変わらず残す故郷があるのは、たいへんに羨ましい限りです。
そんな女将が、裏庭に立つ霜柱を見るたびに幼き頃の冬の愉しみを教えてくれます。
田畑や畦道の霜柱をグッと踏み締める、ザクザクと音を立てて足跡がつく道。
女将が誰よりも早く踏み締めた道。
末っ子の女将にとって、兄弟姉妹よりも先に歩むことが、とてもとても重要で特別なことだったのだろうと想像出来ます。
女将の今年の意気込みを感じ取れる歌に仕上がっているのではないでしょうか♪
(o^^o)