2024.04.07 公開
月替りの短歌・卯月・女将編
皆様、こんばんは。
当店が御座います宮崎県都城市の桜は、早くも葉桜となって参りました。
淡いピンクに染まっていた街の景色が、一気に柔らかな翠へと移り変わりました。
今朝なぞは、雨の雫をたたえた若葉がいっそう輝いていました。
さて、本日ご紹介致しますのは
「月替りの短歌・卯月・女将編」です。
女将の卯月・四月は
【ひとひらの 桜の花びら舞い込んで どこから来たかと思いを巡らせ】
と詠みました。
(^。^)
当店の店先は風の溜まり場となっているのか、よく花びらや葉っぱが舞い込んでまいります。
最近では、桜の花びらがどこからともなく吹き込んで参ります。
まるで季節という時間の旅をしている気ままな旅人のようにひらひらと揺れています。
当て所もなく舞う花びらに、しゃがみ込んで話しかけている風景が浮かびます。
どこから来て、どこへ行くのか。
人も生まれてきて、長い人生の旅を経て往きます。
その時が来てめ慌てずに穏やかに迎え入れられたら素敵な人生ですよね。