2019.02.06 公開
月替りの短歌・女将編
皆様、こんにちは。
本日ご紹介致しますのは「月替りの短歌・女将編」です。
女将の如月は
【産声に 喜び溢れる立春の 眩しく光る思い出の中に】
と詠みました。
当店の女将は2月2日生まれでございます。
女将が産まれ、立春を迎えた家族には、それはそれは笑顔が溢れたに違いありません。
珠のような赤子の周りに沢山の笑顔が集まる光景は幸福の眩しい光に包まれていたことでしょう。
しかし残念なことに数年前に急逝した母に当時のことをほんの僅かしか聞くことが出来ませんでした。
そんな僅かな話しをした時間も今は思い出の中です。
女将の心の温かい場所に大切にしまってあります。
皆様は如何ですか?
産声を上げた日のことをご両親に伺ったことがございますか?
きっと皆様のその日も光に包まれ、幸福の笑顔が溢れていたはずです。
虐待や殺害といった子供が被害に遭う事件が後を絶ちません。
親が加害者となり、社会が見て見ぬ振りをするこんな悲しい世の中を私達は他人事のようにしていてはいけません。
産まれた日の話しをする、聞く。
そんな些細なことに意味があるのではないでしょうか?