2020.06.03 公開
月替りの短歌・女将編
皆様、こんにちは。
本日、ご紹介致しますのは【月替りの短歌・女将編】です。
女将の水無月は
【雨上がり 青葉の雫また一つ 水面に落ちて 優しく広がり】
と詠みました。
梅雨の雨上がり、庭木の新緑に雨粒が付き、陽の光を浴びてキラキラと輝いています。
時折、重さに揺られ落ちる雫。
下に出来た水たまりにピチョンと落ちて、小さな小さな波紋を作ります。
それを眺める緩やかな時間のなんと穏やかなことでしょうか。
転じて、沢山の愛情や友情に育まれ生きている私たち。
今まで頂いてきた様々な温かい心を、全てでなくてもいい、ほんの一雫を誰かにリレーすることで、小さな小さな心の輪を広げ、知らない誰かの心に安らぎや優しさを届けるのではないでしょうか?
きっとその心はまた次へと渡されていくのではないでしょうか?
今こそ、一雫を!
(^_^)