2020.08.05 公開
月替りの短歌・女将編
皆様、こんばんは。
本日、ご紹介致しますのは【月替りの短歌・女将編】です。
女将の葉月は
【風通る 今も変わらぬ風鈴の 澄んだ音色に暑さ和らぐ】
と詠みました。
各地で遅い梅雨明けとなりましたが、その途端に猛暑日の連続となっていますね。
木陰を縫って吹いてくる風は、今も昔も変わりはなく、その風に揺れて鳴る風鈴の澄んだ音色がひと時の涼を演出致します。
最近はあまり耳にしませんが、日本の夏の風物詩ですね。
転じて、世の浮き沈みや混乱はあろうとも、普遍的なものは必ずあり、私達の心の有り様によって美しくも汚くもなる。
しかし、一縷の光を逃さずに見つけ出すことに注力しているならば、耳に聞こえる音色のひとつでさえも心を動かし、今ある困難を和らげるのではないでしょうか。
大変な状況は誰しも同じです。
何かのせいにするのではなく、知恵を出し合い、笑顔を手向け合いながら進もうではありませんか。
あなたの笑顔は誰かの宝物です。
あなたの声は誰かの勇気になります。
誰かの誰かを傷つけ合うのはやめにしましょう。
きっと美しい風鈴の音色が聞こえるはずです。
(^。^)