2018.07.04 公開
月替りの短歌・女将編
皆様、こんにちは。
台風一過の都城市は晴天の中で気温は急上昇中です。
どうぞ皆様、御自愛下さいませ。
さて、本日ご紹介致しますのは「月替りの短歌・女将編」です。
女将の文月は
【団扇風 昼寝する子は夢の中 母の優しさに包まれて】
と詠みました。
穏やかな夏の日の1ページですね。
私達が幼い頃は、エアコンや扇風機の風よりも両親や祖父母の扇いでくれる風にスヤスヤと眠っていたものでした。
きっと扇いでいる側は暑かったに違いありません。
それでも子供の寝顔に癒されながら風に普遍の愛情を乗せてくれていたのでしょう。
時代も気候も変わりました。
団扇で扇ぐこともほぼ無いでしょう。
沢山の悲惨なニュースが多い毎日。
愛情を知らず、愛情を待ち続ける子供達がいます。
時代や気候が変れども、親が子を想い、子が親を求めることに変わりはないのではないでしょうか?
社会全体で沢山の愛情を団扇風に乗せて、子供達のみならず、悩み苦しむ親御さんに届けてみませんか。
「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」
こんな些細な言葉で救える心があるはずです。