2022.02.01 公開
月替りの短歌・如月・店主編
皆様、こんばんは。
本日、御紹介致しますのは「月替りの短歌・如月・店主編」です。
店主の二月、如月は
【白雪の 北野に華やぐ紅白の 御簾(みす)の御方に先ずも奉(まつ)らば】
と詠みました。
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さぁ、二月になりました。
春の足音が遠からず聞こえてくる頃です。
当店が御座います宮崎県では、蕗の薹の報せも届きました♪
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とは言え、一年で最も寒い時季に違いありません。
白雪舞う京都は北野の天神さん。
こちらの神苑は、言わずもがな梅で有名な地です。
「御簾(みす)」とは、神様や天皇と俗世とを隔てた簾(すだれ)のことです。
「今年も白雪舞う北野の地に、紅白色とりどりに芳しい梅が咲いた。何をおいても先ずは帝に献上奉らなければ」
と、菅原道真公が急ぎ支度をしていたことだろうと詠みました。
自身が美しい・素敵だと思う物事を誰かに届けたい。
そんな心のやりとりが私たち夫婦、そして京料理だるまやの原点でもあります。
現在、なかなか思うようにはいかない状況ですが、皆様に「美味しい」「愉しい」をお届け出来る日のために精進して参ります。
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