2023.12.01 公開
月替りの短歌・師走・店主編
皆様、こんばんは。
いよいよ師走・12月が始まりました。
今年も残すところあと僅かでございます。
寒さも日毎に強まって参りました。
冬は冬らしくあって良いと感じるのは料理屋ならではでしょうか(笑)
(^.^)
さて、本日ご紹介致しますのは
「月替りの短歌・師走・店主編」です。
店主の師走・12月は
【はかりなし 白々となすこともなげ 音もなき間に年の瀬のきたるを】
と詠みました。
隠岐島に幽閉されてらっしゃった頃の後醍醐天皇を思い浮かべながら、冬の情景を込めて詠みました。
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この雪は、まるで何事も無かったかのように辺り一面を白く覆っていく。
私のもとへはなんの報せも無かったが、どうやら人々の話しではもう年の暮れなのだとか。
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世の中から隔離され、日暮しを余儀なくされている身の上。
そんな宮様の巻き込まれた血生臭い争いなど嘘のように御旅所の周りは雪で白く白く、まるで汚れを払うかのように覆っていきます。
宮様の耳には届かないようにしているが、年が暮れていくように都では上皇派のチカラが弱まったようだ。
今こそ立ち上がる時である。
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あくまでも店主の想像で御座いますが♪
(o^^o)