2018.03.01 公開
月替りの短歌・弥生編
皆様、こんにちは。
本日、ご紹介致しますのは「月替りの短歌・弥生編」です。
店主の弥生は
【仰ぎ見る 枝先まだかと足早に 裾野に広がる 菜花に吹く風】
と詠みました。
春の陽射しの中、桜並木の下を通るたびに枝先に膨らみ始めた蕾を眺める毎日。
周りに気も取られずに歩く速さは、いつもより心なしか早くなってしまいます。
一閃、風に吹かれて顔を下向けますと畔には沢山の菜花が咲き誇っている様子を詠みました。
転じて、夢や目標に捉われすぎてしまい、身近な幸福や豊かさを蔑ろにしてはいまいか。
また、自分主義な人生になってはいないかと自問します。
春、心機一転の季節。
今一度顧みる時季でもあるのではないでしょうか。