2022.07.05 公開
月替りの短歌・文月・女将編
皆様、こんにちは。
台風4号の影響で大雨が続いている地域もあるようです。
気象情報をこまめに確認して行動して下さいませ。
くれぐれもご安全に。
さて、本日ご紹介致しますのは「月替りの短歌・文月・女将編」です。
女将の7月・文月は
【見上げると 空に湧き立つ雲の峰 葦簀(よしず)の陰にしみじみ思う】
と詠みました。
梅雨明けを待っていたかのように勢いよく照らす太陽。
ほんのひといきの涼を求めて掛ける葦簀。
空を見上げれば大山脈のごとき入道雲が湧き立ち、まるで迫り来るようだ。
葦簀の陰の色の濃さにまた陽射しの強さを思う。
気が付かぬうちに今年ももう夏なのだと感じ入る。
(^_^)
見事に夏の情景を映し、上半期の社会の混乱を取り入れて詠んでいますね。
感染症での混乱、ウクライナで起こる悲劇。
私たちのチカラとは何か。
私たちの存在とは何か。
私たちの時間とは何か。
混乱に揉まれ流されたとしても、考え続けなければなりません。