2023.06.09 公開
月替りの短歌・水無月・女将編
皆様、おはよう御座います。
各地で梅雨入りが宣言され、台風の影響もあり大雨となることが珍しくない今日この頃ですね。
どうかお住まいの地域に水の害がでませんよう祈ります。
さて、本日ご紹介致しますのは「月替りの短歌・水無月・女将編」です。
女将の水無月、六月は
【梅雨の間の 空に架かるや虹の橋 てるてる坊主もひと休み】
と詠みました。
ジメジメとした梅雨に、ほんの一刃の光が雲間から射し込みますと、それだけで晴れやかな心持ちになりますね。
そこへ虹を目にしたならば、何か特をしたような、何か前向きになれるような気が致します。
子供たちの願いを叶えるべく、日々軒先で頑張ってくれるてるてる坊主への労いが、いかにも女将らしい一幕です。
雨降りの続く日々でも、雨の中に喜びを探し、また雨上がりへの希望を持つ。
そんな思いが虹の橋を渡り、夢へと歩む一歩になるような、そんな歌になっていますね。
皆さんの心に、ほんの一歩先に、大きな虹の橋が架かりますように。
(o^^o)