2024.06.02 公開
月替りの短歌・水無月・店主編
皆様、こんばんは。
朝夕の涼しい風に癒される毎日が訪れました。
早くも「夏日」と聞く日が多くなり、日中の蒸し暑さも日に日に増していますね。
しっかりと食べて、しっかりと身体を休めましょう♪
(^.^)
さて、本日ご紹介致しますのは
「月替りの短歌・水無月・店主編」です。
店主の水無月・六月は
【そぼつ袖 夜来の雨のはらめきて 右の玉とて左の玉とて】
と詠みました。
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昨晩からザァーザァーと音を立てて降る雨に私の袖が濡れている。
袖にはキラキラと雨粒が玉になり輝いている。
ほら、右の袖にも左の袖にも。
転じて、
私は今、夜通し涙にくれている。
声を上げて泣き濡れる袖である。
あの時、院についていようが帝についていよが変わりあるまい。
と含めました。
平安時代末期の官僚達の浮き沈みの涙。
現在でも様々な場面での選択肢に迫られる私ではありますが、願わくば後悔の無い、真っ直ぐな信念を貫き通したいものです。
兎角世間は厳しいものです。
それでも、応援して下さる方や支えて下さる方は必ずいらっしゃるものです。
正直に真っ直ぐに頑なに。
どなたをも尊敬して生きたいものです。
(^。^)