2019.06.01 公開
月替りの短歌・水無月編
皆様、こんにちは。
本日、御紹介致しますのは「月替りの短歌・水無月編」です。
店主の水無月は
【雨降らば 今ぞと映える花ありて 誰(た)が云わずとも 晴れの日の来て】
と詠みました。
昨日、南九州は梅雨入りを致しました。
ジメジメとした雨降りの日が続くことでしょう。
しかし、こんな雨の日にこそ美しさを増す草木があります。
紫陽花は代表的な花ですね。
そして雨はいつかは上がり、人々があれこれと言っても必ず晴天がやって参ります。
転じて、「しんどいな」「苦しいな」と感じる状況においても、もがいてあがいていても、そのおかれた境遇の中で一所懸命に輝いている方がいらっしゃいます。
他人がとやかく言ったところで、一所懸命に生きている方たちには必ず晴れ舞台がおとずれるのです。
今、蕾の人も花咲く日まで、花が散った人も実をつけるまで、実が落ちた人はその実が芽を出すまで。
一所懸命に生きていきましょう。
そんなあなたの今は美しいですよ。