2023.01.06 公開
月替りの短歌・睦月・店主編
明けましておめでとう御座います。
本年も不定期では御座いますが、更新して参りますのでお付き合いをよろしくお願い致します。
年末年始はゆっくりとお過ごしでしたか?
^ – ^
まだまだ以前のようにとはいきませんが、チカラを合わせて乗り越えて参りましょう!
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さて今月、睦月一月の店主は
【雪中に 松翠(まつみどり)たる弥栄(いやさか)の 祝詞に舞いて 鈴音に舞いて】
と詠みました。
新年を寿ぐ時、一月正月は厳しい寒さの中に御座います。
そんな厳しい寒さの中、雪に埋もれながらも青々と葉を茂らせる古松のように、この国のこの世界の久しい繁栄を信じ祈る。
さぁ、「翁の舞」にて荘厳な祝詞に舞おう。
「三番叟(さんばそう)」にて巫女の鈴の音に舞おう。
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まだまだ厳しい状況の感染症や、止まる先を見せない物価高など、たいへんな世の中ではあるけれど、老いて尚茂る松のように、根を広げ、青々とした葉を広げようではないですか。
この世界が、いく久しく繁栄して平和でありますように心から願い、「能」の祝賀の代名詞「翁の舞」と「三番叟」で新年を祝いましょう。
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「利己」から「利他」への転換期。
一人でも多くの皆様に笑顔になって頂けますように、本年も一所懸命に精進して参ります。