2021.10.03 公開
月替りの短歌・神無月・店主編
皆様、こんばんは。
本日、御紹介致しますのは「月替りの短歌・神無月・店主編」です。
店主の神無月は
【錦織 朝霧けむる鷹ケ峯 明けゆく里に 合わせた袖や】
と詠みました。
朝晩の気温もグンっと下がり、京都洛北の山々も秋の装いに変わり始める頃。
明け方の光に照らされる紅葉を目当てに、まだ夜も明けぬ頃から鷹ケ峯へと出掛けた。
白々と朝陽が昇り始めると、里山一面を朝霧が覆う幻想的な風景であった。
夜明けの寒さに二人で手を握り、お互いの袖が重なり合いましたね。
転じて、
10月に入り、洛北が朝霧に包まれる程に朝は冷えてきた。
そろそろ「錦手」の袷のお召しに衣替えをしよう。
と込めて詠みました。
皆様のお住まいの地域はいかがですか?
当店が御座います南九州でも、朝晩は随分と気温が下がりました。
もう半月もすれば、霧島連山の山腹も色付き始めることでしょう。
(^_^)