2024.10.01 公開
月替りの短歌・神無月・店主編
皆様、こんにちは。
朝晩は秋めいた風が吹いて涼しくなって参りましたね。
田畑の畔には彼岸花が鮮やかに咲き誇っています。
秋です♪
(^。^)
さて、本日ご紹介致しますのは
「月替りの短歌・神無月・店主編」です。
店主の10月・神無月は
【雲母坂(きららざか) 詣で参りし日枝山(ひえのやま) 淡海鏡(おうみかがみ)ぞ 錦に染まりて】
と詠みました。
(^-^)
現在の京都市の左京区辺りから比叡山へと続く古道が御座います。
その道を平安時代以前から現在に至るまで「雲母坂(きららざか)」と称しています。
また比叡山のことも、伝教大師が御開山なさる以前から「日枝山(ひえのやま)」と称した修験の山でした。
さらに琵琶湖のことも同様に平安時代以前から「淡海(おうみ)」と称しています。
皇族貴族は、これこの時という際には「日枝山」や大和の「吉野山」に詣で参り、御祈願御祈祷なさっていたのです。
命掛けの登山になります。
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ようやくの思いで山頂近くの堂へ辿りつき、辺りを見渡せば、見事な紅葉に彩られた山並み、さらには風も無く波立たずにいる琵琶湖の水面は、まるで鏡のように周りの山々の紅葉を写している。
このような美しい景色を見ることが出来たのであるから、願いが叶わぬはずはない。
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と込めました。
今シーズンの紅葉はどちらへお出掛けになりますか?
(o^^o)