2023.08.01 公開
月替りの短歌・葉月・店主編
皆様、こんばんは。
夏も盛りの八月となりました。
連日の猛暑に疲れが出てはいませんか?
しっかりと温かい食事を摂り、身体を休めて英気を養いましょう!
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さて、本日ご紹介致しますのは
「月替りの短歌・葉月・店主編」です。
葉月・八月の店主は
(時ぞ経て 平らかならざる我が世とせ 燃えよ尽きよと 鳴く蝉のなきに】
と詠みました。
少々重いテーマを取り上げましたが、やはり考えなければならないテーマと存じます。
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何年も何年もの年数が過ぎた今とはいえ、私の生きるこの時代においてなお、未だに世界に平穏はおとずれてはいないではないか。
ある人は「蝉はその命を燃やすかの如く、あるいは尽きても本望かの如くに鳴く」と言うが、いったいどの蝉が尽きてもよいなどと鳴きましょうや。死んでいいなどと鳴きましょうや。
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転じて、
世界中が悲しみと苦しみ嘆いたあの大戦から、これほどに長い年月が過ぎたというのに、どうして世界の隅々まで平和はおとずれないのか。
僅かひと握りの権力者の横暴と思慮の足りなさで、大切な家族や友人達が苦しみ悲しんでいる。
どこの国に、どこの家庭に「さぁ死にに行きなさい」と子供を送り出す親がいるでしょうか。
攻撃する側にもされる側にも同じく、大切な家族がいるに違いないのに。
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みんなが仲良く、歌って踊って。
時に意見や宗教が違ったならば、一緒により良く過ごせる世界を話し合う。
いつか必ずおとずれことを切に願います。