2018.08.02 公開
月替りの短歌・葉月編
皆様、こんにちは。
本日、御紹介致しますのは「月替りの短歌・葉月編」です。
店主の葉月は
【会えずとも 声聞けずとも 歩く道 手をつなげずとも 歩く道】
と詠みました。
地方によっては7月から、一般的には8月にお盆となります。
毎年のことながら、せめてこの時季にはご先祖様に心を向けたい、向けて頂きたいと思います。
私事で恐縮ですが、身近なところで旅立ちが続き、より深く感じ入る年となりました。
幼い頃の私は甘えん坊で、一人では歩くことさえ嫌がる子供でした。
いつも人見知りをして声も出さず、大人の陰に隠れていました。
最期にかけられた言葉は
「仕事に戻りなさい。働きなさい。」
でした。
しっかりと受け取りました。
沢山心配を掛けて、沢山甘えていたあの手はもう有りません。
しかし、美しくも逞しい生き方は私の胸に刻み込まれています。
「誓い」や「約束」を思うのにもいいきっかけになる時季ではないでしょうか?
宗教・宗派・信仰に差はあっても、ご先祖様にそっと話し掛けてみませんか?