2020.08.03 公開
月替りの短歌・葉月編
皆様、こんばんは。
本日、ご紹介致しますのは【月替りの短歌・葉月編】です。
店主の葉月は
【しげる道 けはしくるしと歩けども こらし見ゆれば 験(しるし)の上ゆく】
と詠みました。
草木は生い茂り、歩くみちのりは険しく苦しいと、ついつい愚痴をこぼし、他人を責め、逃げ場を求めがちになる。
しかし、よく目を凝らして足元を見れば、草木の下には私達の御先祖方々が踏み固め歩いた道があるではないか。
現在、世界中を新型コロナウィルスの猛威が襲い、収束の観が見えない状況です。
生活に関わる全てのことが変化し、対応に追われる日々となりました。
はたして、現在の私達はどのように存在するのでしょうか?
私達の御先祖様は、何事も無く、平穏な日々を過ごしてこられたのでしょうか?
いいえ、違います。
ときに未曾有の流行り病と闘い、ときに降り止まぬ爆弾から身を守り、ときに日照り続きの干ばつに打ち拉がれながら命を繋いできてくれたのです。
人は誰しも一人で生きてはいません。
もちろん一人で生まれてもきません。
今こそ私達一人ひとりの勇気と行動と思いやりを発揮して立ち向かう時なのです。
支え合い、助け合うことの何が格好悪いでしょうか?
「しんどい」「苦しい」「辛い」と声を上げることの何が格好悪いでしょうか?
さぁ!皆様、足を踏み出しましょう!
次を歩く人たちのために!
^o^