2018.07.02 公開
月替りの短歌 文月編
皆様、こんにちは。
いよいよ下半期に突入致しましたね。
健やかに愉しく過ごして参りましょう!
さて、文月の短歌は
【朝露とせがむ弟 二人して 芋の葉調べた百科事典】
と詠みました。
七夕の笹に願い事を書いた短冊を結んだ幼い頃。
芋の葉に付いた朝露で墨を擦って書くと願い事が叶うと聞きつけた弟にせがまれて困った思い出があります。
何せ身の廻りに畑が無く、まして芋の葉と言われても、、、
そこで幼い私達二人は百科事典の植物の巻を開いて一所懸命に調べました。
そのうちに弟は寝てしまいましたが、、、
方々歩いて探してまわり、結局見つける事は叶いませんでした。
七夕が近付きますと、あの頃の直向きな少年二人を思い出します。
皆様の七夕は如何ですか?
今年も皆様の願い事が叶いますように。