2022.01.04 公開
謹賀新年・月替りの短歌・睦月・店主編
新年、明けましておめでとう御座います。
謹んでお慶び申し上げます。
本日1/4(火)より初商いで御座います。
本年もかわらぬ御愛顧賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
m(_ _)m
さて、本日ご紹介致しますのは「月替りの短歌・睦月・店主編」です。
店主の睦月は
【いや年の にぎにぎしくも寿ぎ(ことほぎ)の 活日(いくひ)の御酒(みわ)
にて 平かとなす】
と詠みました。
奈良時代以前に崇神天皇の時代、国は疫病が蔓延していました。
ある日、帝の夢枕に大物主命が立ち
「明日この地に社を建立し、皆に酒を振る舞え」
と告げられたのです。
帝は「急ぎ酒を用意出来るものを探せ」と申されます。
白羽の矢がたちましたのが、酒造りの名手と高名の【髙橋活日命(たかはしのいくひのみこと)】でした。
活日は一夜にして酒を造り、帝の建立したお社の前で盛大な酒宴が催されたのです。
するとたちどころに疫病は消え去ったのでした。
現在の奈良県桜井市三輪の地に御鎮座される【大神神社(おおみわじんしゃ)】の社中に御鎮座される【三輪明神】がその地です。
ちなみに三輪の地名も【御酒(みわ)】からきています。
酒蔵が酒仕込みが出来た際に軒先にかける【杉玉】は、大神神社にある杉の大木が由来になっています。
余談ですが、御神体の三輪山には杉は一本もありません。
話しを戻しましょう♪
^ – ^
毎年毎年、沢山の人々が集まり、賑やかな酒宴を設けているのは、きっと髙橋活日命が造り出したゆかしき酒を呑み、皆でこの国の世界の安寧を祈っているからだろう。
と込めました。
今年こそ!
皆さんといつでもどこででもお会い出来ますように。